

※記事の内容は2025年3月末日のものです。
02LEFOND
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住宅企画部
唐川さん
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賃貸事業部
兒島さん
ルフォンらしさとは何か?
兒島サンケイビルのマンションブランドであるルフォンには、ルフォンリブレ、ルフォンソレイユや、賃貸レジデンスのルフォンプログレ、そして学生レジデンスのルフォンエチュードなどがあり、ライフステージに合わせて選べるラインアップになっています。他社ではブランド名が違うことが多いですが、フランス語で「本質」という意味の「ルフォン」で統一されています。そこがユニークというか、一貫したこだわりがあることの表れだと思っています。
唐川他社と違うことのひとつに、室内の設備を画一的に選ばないということも挙げられると思います。大手デベロッパーやハウスメーカーの商品は、ユニットバスのサイズはこれ、トイレはこれというのがだいたい決まっていて、どの部屋にも同じ製品を入れることがあるようです。しかし私たちの場合、担当者が使い勝手を考えながらひとつひとつ選んでいます。
兒島その製品を入れることで、ここの間取りがもっと使いやすくなるね、ここが広くなるねという、細やかな工夫をひとつずつ重ねていい空間を作ろうという考えは、分譲のルフォンにも賃貸のルフォンプログレにも共通しています。けっこう大変なのですが、そこにやり甲斐があります。
唐川その細やかな工夫こそ、ルフォンらしさですよね。規格で決めないというか、枠からはみ出ることを怖れず、各担当者が細部まで考えてやっています。また、“ルフォンの6つのこだわり”の中に「フレキシブルな住空間」というものがあります。例えばソファやテーブルを置く位置は、間取りからだいたいイメージできてしまうものですが、ルフォンは入居された方がより自由にレイアウトできるようコンセントやスイッチの位置なども考慮して設計されています。

共用施設とシェアリングサービスで、もっと住みやすく。
兒島マンションの中にサードプレイスを設けるという方針は、コロナ禍でさらに推進されました。例えば今私たちがいるルフォンプログレ神田プレミアも、共用の個室ブースなどは計画当初からありましたが、屋上のテラスは竣工前に急遽追加されたものです。当時は多くの人がまだ外出を控えていた時期でしたから、気分転換できる場所を作ろうということになったのです。好評だったので、それ以降、屋上テラスを設けた物件が増えています。
唐川さらに、ビジネスラウンジ、フィットネスルーム、ランドリールームといった生活に役立つ共用施設を備えた物件も生まれました。それなりにコストがかかりますが、入居者様に寄り添おうという思いで頑張っています。
兒島住んでいるマンション内にビジネスラウンジがあれば気分を変えて仕事ができますし、ランドリールームがあれば自宅に洗濯機は不要なので、感覚的にはもっと部屋があるように感じていただけます。新しい賃貸物件にはそのような共用施設をできるだけ設けようとしています。


唐川寝るだけならどんな部屋でもいいかも知れませんが、私たちは何があればもっと住みやすくなるのかを常に考えています。例えば2025年1月竣工のルフォンプログレ秋葉原マークスでは、各戸専用の宅配ボックスを設けて、荷物をより受け取りやすくしました。そんなひとつひとつの価値の積み上げがとても重要です。
そして、共用スペースに置く家具にもこだわっています。家具はインテリア会社さんとその空間での過ごし方なども含めて一緒に選ぶことが多いですが、例えば、デスクワーク用には仕事に集中しやすい椅子を、ラウンジ用には浅く腰かけてすぐにぱっと動けるような椅子を、実際に座ってみて選ぶこともあります。
兒島ルフォンプログレの多くには、電動キックボードのシェアリングサービスを導入していて、入居者様はもちろん近隣住民の方にもご利用いただいています。また、複合賃貸レジデンスのS-LINKS渋谷で電気自動車のカーシェアリングを導入したところ、非常に稼働率が高く、今後の開発物件でもいくつか採用が決まりました。

これからの時代に向けた新しい取り組み。
兒島マンション内にビジネスラウンジを設けるということを、さらに発展させた「GLEAMS」というワークライフプレイスのプロジェクトが進行中です。下層にはスモールオフィスが入り、上層には賃貸マンションが入るのですが、それだと設計が難しいし、コストも多くかかるなど、いろいろと大変です。しかし、そういったプランを組み立てて手間をかけカタチにするのが楽しいのです。
唐川新しい取り組みとしては、VRモデルルームによる竣工前販売を他社との協業で行いました。床や壁に実寸大の図面を投影し、その中を歩きながら実際の間取りや、窓や扉の高さなどを確認したり、カラーセレクトを比較したりできる他、購入する階の窓からの景色や眺望も疑似体験できるようにしました。
兒島モデルルームは通常1〜2タイプの部屋を作るだけですので、過去には3LDKを見て1LDKを購入されたお客様から、想像より狭かった、といった声をいただいたこともありました。購入する部屋と全く同じ広さの空間を体感できるので画期的ですよね。
唐川実物を見る前に購入するのですから、お客様にも不安はあったと思います。しかし、完成した部屋を内覧してもらうとVRよりも高級感がある、広く感じると喜んでくださいました。この取り組みは、将来に向けてよいベンチマークとなったと思います。
兒島現在、土地代も建築費も高くてなっていて、新たな物件の開発は簡単ではなくなってきています。これはまだ個人的な構想ですが、既存のマンションをルフォンらしくリノベーション・コンバージョンすることでバリューアップを図り、供給してみたいと考えています。外観もピカピカにすれば、街の雰囲気もよくなりますよね。新築に比べて環境負荷が小さいという点も時代に合っていると言えます。
唐川「生き方を、自由にする住まい。」というコンセプトを掲げているブランドなので、そのカルチャーは絶やしたくないなと思っています。ランドリールームやフィットネスルームを備えた物件が生まれましたが、さらにもっと自由な発想で、こういう生活の人ならこういう部屋が欲しいのかなとか、こういう土地だから、こういう人が住むからと考え抜いて今までにないものを作れたら面白いですね。




